製作の流れ・設備紹介
それぞれの現場に合わせた
ワンストップの製作工程。
鋼構造物工事の業務は相談から建方まで多岐に渡りますが、オーバル・テックではこれら一連の必要な業務をワンストップでご提供しています。
お客様にとっての窓口を一本化することにより、発注の省力化や作業効率のアップといった多くのメリットがあります。
細かなご要望にも柔軟な対応が可能なため、お客様からは髙い評価をいただいております。
製作の流れ
STEP 01
施工図打ち合わせ・現寸作成
設計図をもとに、施工図を作成します。
施工図では設計図の段階ではわからなかった箇所や接合部分や取付部分の状態を、実際にどういう順番でくみ上げていくか詳しく決めながら進めます。高い精度の施工図を起こせるように、提案と相談を繰り返し行います。
施工図の打ち合せ後、現寸を作成します。
現寸作業にはCADを用いて、実作業する人にわかりやすく伝わるよう工夫しています。
STEP 02
部材切断・孔あけ
部材(柱・梁など)に加工箇所のケガキを入れ、丁寧に切断していきます。
部材の切断が完了したら、孔あけを施します。
加工の際には孔周辺のバリや切断面の凹凸やまくれ等がないよう、細部まで確認しながら作業を行います。
STEP 03
組立加工
現寸図、加工図などの指示書をもとに、前工程で加工を行った部材のパーツを組み立て溶接を行います。
次の工程の本溶接でのひずみをなくすため、加工の際には位置がずれたり施工誤差がないよう最大限の努力をして取り組んでいます。
組み立てが終わったらパーツ同士の溶接箇所の検査を行っています。
STEP 04
溶接
溶接検査を通過したパーツに、本溶接を施します。
加工の際にはひずみが発生しないよう、定められた溶接基準に基づいた有資格者により溶接作業を行っております。
日々、作業精度の安定と向上を心掛けています。
STEP 05
検査
完成した製品の精度や溶接部などの検査を行います。
寸法・取付位置の精度検査や溶接部では超音波を使った金属内の検査など製品の全体をチェックします。
STEP 06
塗装
製品の品質を長く保つため、外注管理技術者による管理・監修のもと錆止めの塗装を施します。
塗装後に全体の塗装むらや、皮膜の薄いものがないか検査を行います。
STEP 07
現場建方
完成した製品を現場に運び、信頼のある各工事業者との協力により質の高い工事を行います。
現場ではとび職の方への不明点の説明や合番作業、合わなかったときの修正など工場と建築現場を結びます。
万が一の危険がないよう、基本的な安全対策を徹底しています。
設備紹介
設備機器及び試験検査機
- 屋内天井走行クレーン
- 帯盤(バンドソー)
- 型鋼Cドリルマシーン
- H型スケラー
- シャーリングマシーン
- プラズマ切断機
- 開先加工切断機
- ショットブラスト
- ビームワーカー
- 手動アーク溶接機
- 半自動アーク溶接機
- 3DCAD
- 汎用CAD
- シナイ定規取機
- トルクレンチ
- サムスチールチェッカー
- 表面温度計
- 膜厚計